約 2,472,796 件
https://w.atwiki.jp/tts-script/pages/92.html
◆概要 ・ここでは練習用に色々やってみる。 ・基本が分かればあとはスクリプトのパーツを組み合わせて色々やってみよう ◆TTSでスクリプト練習用のセットを作る ・TTSでcreate singleplayerでテーブルを出す ・とりあえずゲームデータを「保存」する<<上のメニューで「Games」 「SAVE LOAD」>右上緑のSAVEGAMEで 名前を付けて保存 ・オブジェクトを並べる<<上のメニューで「Object」 「COMPONENTS」>Blocksでブロック、Card Standarddeckでデッキ、Tools Bagで茶色いバッグなどを出しておく ・あらためてセーブする。 ・スクリプト入れる前に必ずセーブするクセをつけよう。ATOM側でSAVE PLAYすると置いたオブジェクトが消えたりする ◆ATOM側でスクリプトを開く ・最初に開いたときにwelcomeのタブが開いていたら>上のメニューの一段下にタブがあるのでwelcomeとかは消しておく ・今開いているTTS上のデータを読み込む。 既に読み込まれていれば左側の階層フォルダを開く(フォルダをクリックする)と、 Global.-1.ttsluaとGlobal.-1.xmlのデータが出てくる。 以降だいたいはttsluaのファイルを開いて行っていく ・読み込まれていない場合>メニューのパッケージ>TabletopSumilater GetLuaprojectで読み込む ◆global(ゲーム全体)でスクリプトを入れる ・主に、席やハンドエリア関係、座標を指定してのボタン作成などで利用 ◇チャット欄にホストだけが見える文章を表示する ・ATOMで左側の「global.ttsla」を開く --[[ LUAのコードは右のアドレスから見てね https //api.tabletopsimulator.com/ --]] --[[ onLoad のイベントはゲームデータがロードおわった時に一度実行される --]] function onLoad() --[[ print( onLoad! ) --]] end --[[ onUpdateのイベントは1秒ごとに実行される --]] function onUpdate() --[[ print( onUpdate loop! ) --]] end ↑みたいな内容が右側に出るのでここを書き換えていく(一部翻訳) ・--[[ ]]--の部分は注釈で、スクリプトの動作には関係しなくなっている ・「 」と「 」で挟まれている部分は文章として表示される部分になる ・ --[[ print( onLoad! ) --]]の一行を消して、代わりに print( 文字を表示してみる ) と入れる。 ・ATOM側でセーブ ロード>>メニュー欄の「パッケージ>Tabletopsumilater Save Play」 以降はCtrl+SHIF+Sで表記するとする ・セーブ時に、右上に青色でログが出たらエラーは無し。 赤色で出た場合はエラーなので内容を確認しよう 出たログを消えた後で確認する<< 調査中・・・ ・TTS側を見て、チャット欄にprintで入れた内容が出たら成功 ※この機能はホスト側でしか成果を確認できないので注意
https://w.atwiki.jp/subarutau/pages/23.html
My UpgradeZでStickerを手に入れよう My piZapを選択すると 自作のpiZap作品一覧が表示されるけど、ここでUpgradeZを選択しよう。 追加できるStickerの一覧が表示されるぞ。ただし、ポイントを貯めないと手に入れることができないぞ。 ポイントを貯めるには piZapで作品を作ってMy piZapにアップしよう。1作品で1ポイント加算されるぞ。また、他のpiZap作家の作品を鑑賞してもポイントが貰えるぞ。
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/3929.html
『可愛いは正義』 32KB 制裁 自業自得 赤ゆ ゲス 現代 21作品目。久々の投稿です。 注意書きです。 1 久々の投稿で、リハビリ的な内容になっています。 2 似たような展開が続き、ストレスがマッハになる可能性があります。 それでもOKという方のみ、どうぞ。 「ぴいぃっ……!」 「れ、れいみゅだけはたちゅけてにぇ!?」 「ち、ちにたくにゃいぃっ!!」 「くしょびゃびゃあぁぁぁぁっ!!しゃっしゃとれいみゅをたちゅけろおぉぉぉぉっ!!」 「ゆんやあぁぁぁぁっ!!」 「あー……、うぜぇ……」 ……そこは、とある街中の、とある一軒家。 その一軒家の中は今、、甲高い耳障りな声が、いくつも響いていた。 リビングには一人の青年と、五匹の薄汚い赤ゆっくりれいむと、青年の足元で完全にひしゃげてピクリとも動かない、同じく薄汚い一匹のゆっくりれいむがいた。 赤れいむ達は汗やら涙やらしーしーやら体中から液体を流し、泣き叫んでいた。 そんな赤れいむ達を、青年は汚物を見るような眼差しで見ていた。 青年の足元のれいむは、既に事切れているのだろう。 一体何故、こんな状況になっているのか。 「……で、ここは誰の家だっけ。お前らの糞親は、自分の家とか言ってたけどなぁ」 「しょ、しょれは、れいみゅの」 「あ~ん?」 「「「「「に……、にんげんしゃんのおうちでしゅうぅぅぅぅっ!!」」」」」 理由は簡単、この赤れいむ達とれいむは野良ゆっくり親子で、母れいむが青年の家の窓ガラスを石で割って不法侵入し、おうち宣言をしたからだ。 ……それも、青年がその部屋で昼寝をしていて、そこにいるにも関わらず、だ。 最初、母れいむは自分はしんぐるまざーだの、可哀想だのグダグダ言って、青年に奴隷になるよう命令した。 赤れいむ達は親れいむの後ろで青年を罵倒していた。 ……それに対し青年は、無言で母れいむに近づき、思い切り蹴り上げた。 母れいむは悲鳴を上げる間も無く壁に激突し、数回バウンドして青年の所へ戻ってから、初めて悲鳴を上げた。 青年は追撃とばかりに、母れいむの顔面を何度も踏み、歯をへし折り、目玉を潰した。 昼寝を邪魔された事、窓ガラスを割られた事、糞饅頭に馬鹿にされた事などで怒りがピークに達したのだろう。 赤れいむ達は離れた場所で『やめちぇにぇ!いちゃがっちぇるよ!』と言ってたが、そんな事はお構い無しだった。 最初のうちは、母れいむもやめろだの糞ジジイだの言ってたが、やがて何も言わなくなり、最後にビクリと大きく痙攣して、それっきり動かなくなった。 ……そして、今に至る。 「はい、良く出来ました。ご褒美に、そこの糞饅頭と同じ場所に送ってやるよ」 青年はニコリと笑みを浮かべながら、そう言った。 「い……、いやぢゃあぁぁぁぁっ!!」 「ごめんにゃちゃいぃぃぃぃっ!!」 「おにぇぎゃいだかりゃころちゃにゃいでえぇぇぇぇっ!!」 「ゆんやあぁぁぁぁっ!!」 「いちゅまでねちぇりゅにょおぉぉぉぉっ!?くちょびゃびゃあぁぁぁぁっ!!」 青年から死刑宣告を受けた赤れいむ達は先程以上に喚き散らした。 (……ったく、死にたくねぇなら生まれてくんなっつーの) 少し矛盾しているような事を思いながら、青年は拳を振り上げた。 「にゃんでえぇぇぇぇっ!?にゃんでれいみゅがこんにゃめにあうにょおぉぉぉぉっ!?」 「おかちいよおぉぉぉぉっ!!」 そしてその拳を赤れいむ達目がけて振り降ろし……。 「「「「「れいみゅたち、こんにゃにきゃわいいにょにいぃぃぃぃっ!?」」」」」 ……赤れいむ達に当たる前に、拳を宙で止めた。 「「「「「ゆっ……!?」」」」」 潰されるものだとばかり思っていた赤れいむ達は、青年が何故途中で拳を止めたのか分からず、困惑していた。 「……なぁ、お前ら、それどういう意味?」 ……青年が赤れいむ達を潰すのを止めた理由は、赤れいむ達の『それ』にあった。 「まさか、自分達が可愛いから、こんな目に合う訳ないってことは、ないよな……?」 ……ゆっくりは自分が死ぬ直前に『もっとゆっくりしたかった』とか『ゆっくりしてたけっかがこれだよ』など、やたらと辞世の句を語りたがる。 青年もそれを理解していた。 だからこそ、まさかこの赤れいむ達の辞世の句が『こんなに可愛いのに』とは思ってなかったのだ。 それで思わず面喰ってしまい、青年は拳を止めてしまった訳だった。 「「「「「あ……、あちゃりまえでちょおぉぉぉぉっ!?」」」」」 ……実際、そのまさかだった。 「れいみゅは、こんにゃにぷりちーにゃんだよ!?とっちぇもきゃわいいんだよ!? 「きゃわいいれいみゅには、ゆっくちできりゅおうちや、あみゃあみゃしゃんがあっちぇ、とうじぇんにゃんだよ!?」 「にゃのに、れいみゅたちはのらにゃんだよ!?かいゆっくちじゃにゃいんだよ!?」 「にんげんのどりぇいもいにゃんだよ!?おかちいにきまってりゅでちょ!?」 「だかりゃ、こにょおうちはれいみゅたちのものにゃのに、にゃんでじゃましゅるの!?」 ……赤れいむ達の言い分を、青年は次のように訳してみた。 自分達は可愛い。 可愛いから快適な家や美味しい食べ物、人間の奴隷などが自分達にあって当然だ。 なのに自分達の境遇は何だ、可愛いのに、こんなのおかしいではないか。 だからせめてこの家を手に入れようとするのに、何故邪魔をするのか分からない。 ……第三者からしてみても、あまりに自分勝手で正当性のない主張。 それでもこの赤れいむ達は、それが世の心理と信じている。 母れいむの教育か、性根が腐っているのか、理由は分からないが、とにかく救いようがなかった。 「ほぉ~……、そうかそうか。お前らは自分の可愛さに、そこまで自信があるのか」 ……赤れいむ達の言い分を聞いた青年は、赤れいむ達をまじまじと眺めながら、そう言った。 「「「「「しょうだよ!!」」」」」 青年にそう尋ねられた赤れいむ達は、自信満々に答えた。 それを見た青年は、ニヤリと笑ってこう言った。 「じゃあさ、それを俺に証明してくれないかな?」 可愛いは正義 作:ぺけぽん 「ゆうぅぅぅぅっ!!」 「にゃんでれいみゅをこんにゃところにいれりゅの!?」 「ばかにゃの!?ちにゅの!?」 「はやきゅだちてにぇ!!」 「いまにゃらどりぇいにしゅりゅだけで、ゆるちてあげりゅよ!!」 ……あれから数分後。 青年は流し台から透明なボウルを持ってきて、その中に赤れいむ達を放り込み、リビングのテーブルの上に置いた。 「まぁ、聞けよお前ら」 青年は近くに置いてあった数日前の新聞紙をテーブルの上に敷きながら言った。 「俺はこう見えて、可愛い生き物が好きでな?犬とか、猫とか、良いよなぁ?」 「「「「「にゃにいっちぇりゅの!?ばかにゃの!?ちにゅの!?」」」」」 青年が赤れいむ達に言った事は嘘ではなく、本当に可愛い生き物が好きだった。 哺乳類や爬虫類など種類問わず可愛い生き物が大好きで、毎週『志○動物園』を欠かさず録画する位であった。 自分でも別室でそういう類の生き物を飼っていて、世話をしているのだった。 一方、赤れいむ達は青年の言っている内容が信じられないようだった。 大方、野良猫や野良犬にトラウマでもあるのだろう。 「お前らは親と一緒に俺の家で勝手におうち宣言した。そうだよな?」 「にゃにいっちぇりゅの!?しょれはれいみゅ」 「そうだよなぁ?」 「「「「「しょ、しょうでしゅ……」」」」」 青年の言葉を否定しようとした赤れいむに対して、青年が笑顔で睨み付けると、大人しくなった。 先程ボウルに入れた事に対して文句を言っていたあたり、青年に対する恐怖を忘れていたのだろう。 「分かりゃいいんだ。本当なら絶対許されない事なんだが、それをなかった事にしてやろうかなって思ってるんだ」 「「「「「ゆっ!?」」」」」 「お前ら、可愛いんだろ?だったら飼いゆっくりにしてやるよ」 「しょ……、しょれ、ほんちょう?」 「あぁ、本当だ。一匹だけなんて言わない、全員飼いゆっくりにしてやるよ」 「「「「「ゆわ~い!やっちゃ~!!」」」」」 赤れいむ達はとても喜んだ。 つい先程までの自分達の立場を考えると、そうなるのも仕方ない。 これから先の飼いゆっくりの快適な生活を考え、赤れいむ達は夢心地だった。 「ただし」 「「「「「ゆっ……?」」」」」 「さっきも言ったが、俺に証明してくれよ。自分が可愛いって所」 「「「「「ゆ……?ゆ、ゆ……?」」」」」 赤れいむ達は、青年が何を言っているのか、いまいち理解しかねない状態だった。 「はっきり言って、人間の俺から見たら、お前らゆっくりは全部同じ顔に見えるんだよ。だから他のゆっくりとは違うって所をアピールしてくれ」 「あぴーる?」 「にゃにしょれ?おいちいにょ?」 「ばかにゃの?ちにゅの?」 「自分の一番可愛いって所を、俺に見せろって事だよ」 「「「「「じゃあかんたんだにぇ!!」」」」」 てっきり難しい条件を出されるのかと心配していた赤れいむ達は、すっかり安堵した。 ただ自分が可愛い所を見せつければ、それで良し。 それだけで飼いゆっくりなれるなんて、なんと美味しい条件だろうか。 赤れいむ達はそう考えていた。 「それじゃあ、最初は誰にするかな……、よし、お前だ」 青年はボウルの中から適当に一匹選び、それを新聞紙の上に置いた。 新聞紙を敷いたのは、赤れいむ達は野良で汚れているから、テーブルに汚れを付着させたくなかったからだ。 「ゆ~ん!れいみゅがいちばんにょりだよぉ!」 「がんばっちぇにぇ!れいみゅ!」 「きゃわいいとこりょ、みしぇちゅけてにぇ!」 最初に選ばれたのは、三女れいむだった。 「それじゃ、みちぇちぇにぇ!」 三女れいむは元気よくそう言って、大きく息を吸って……。 「きゃわいくっちぇ、ごみぇんにぇ~!!」 クイッ!キュルンッ! ……三女れいむは、尻を軽く浮かせるような感じで体をクイっと捻らせつつ、ウインクをした。 (ゆっ!でちゃよ!れいみゅのおはこの、ういんくっ!) (ゆ~ん……、れいみゅがやろうとおもっちぇたにょに……) ボウルの中の赤れいむ達は、三女れいむのういんくっを見て、これは決まったと確信していた。 (ゆ~ん!らくしょうしゅぎて、こわいくりゃいだにぇ!) 三女れいむもまた、同じように自分の出来に満足していた。 「……うん」 青年はそれを見て、にっこりと優しく微笑んだ。 「失格」 「どぼぢ」 笑顔のまま、抗議しようとする三女れいむの上に拳を振り降ろし、グチャリと潰した。 「「「「ゆ……?」」」」 ボウルの中の姉妹達には、一瞬何が起こったのか理解出来なかった。 「ったく、何がごめんねだっつーの」 青年はティッシュで手を吹きながら、かつて三女れいむだった餡子の染みを見つつ、そう呟いた。 「「「「ゆ……、ゆんやあぁぁぁぁっ!?」」」」 ようやく何が起きたのか理解した赤れいむ達は、今日何度目になるか分からない悲鳴を上げた。 「にゃんでえぇぇぇぇっ!?にゃんでころちたのおぉぉぉぉっ!?」 「あんにゃにぷりちーだっちゃのにいぃぃぃぃっ!?」 今の何がいけなかったのか。 あのういんくっは完璧だったのに。 それが赤れいむ達には分からなかった。 「決まってんだろ?こいつがさっぱり可愛くなかったから潰したんだよ」 「「「「ゆうぅぅぅぅっ!?」」」」 「言ったよな?なかった事にしてやろうかなって。俺はチャンスをやったのに、こいつはそれを、自分で駄目にしちまったんだよ」 「「「「ゆ……!?」」」」 「こいつは自分で、自分は全く可愛くない糞饅頭ですって事を証明しちまったんだ。糞饅頭は殺すに限るからな。だから潰すんだよ」 青年のその言葉に、赤れいむ達は言葉を失ってしまった。 何を言ってるんだこいつは。 今のはどこからどう見ても、十分可愛かっただろうが。 お前の目は腐っているのか。 ……本当はそう言いたかったが、青年の逆鱗に触れる事は避けたいと、皆思っていた。 「あぁ、何でこいつが可愛くなかったかって言ってないよな」 「「「「ゆ……」」」」 「生ゴミがこびり付いた歯を出して、目やにが付いた目でウインクされたら、殺意しか湧かないだろうが。ゆっくり理解したか?」 「「「「ゆ……、ゆっくち、りきゃいしちゃよ……」」」」 当然、赤ゆ達は納得していなかったが、文句を言ってここで殺されるのだけは嫌だった。 「あぁ、そうそう、一度他の奴がやった事は、絶対にやるなよ?二番煎じはゆっくり出来ないからな」 青年はそう言ったが、例え言われてなくても、赤れいむ達は同じパフォーマンス(笑)はやらないだろう。 青年がそれを気に入らない以上『実行=死』なのだから。 「じゃあ次は……、よし、お前」 先程と同じように、青年はボウルの中から一匹摘まみ上げ、新聞紙の上に置いた。 「ゆ……」 「れ……、れいみゅ、がんばっちぇにぇ!」 「お、おねえちゃん、おうえんしゅるからにぇ!」 次に選ばれたのは、二女れいむだった。 先程と比べると、明らかに姉妹の応援の声が小さい。 一回の失敗が死に繋がるとなれば、当然か。 (ゆっ……!れいみゅはきゃわいいよ……!だいぢょうぶだよ!) 二女れいむは心の中で自分を元気づけた。 ……そうしなければ、心が折れそうだった。 「しょ、しょれじゃあ、いきゅよ!!」 二女れいむはクルリと青年に背……、いや、尻を向けた。 プリッ、プリッ!モルン、モルン! 「ゆ、ゆ~ん!れいみゅのぷりちーしぇくしーなおちりをみちぇにぇ!」 プリッ、プリッ!モルン、モルン! 二女れいむは無理矢理笑顔を作りながら、プリプリと尻を振っていた。 (ゆっ……!ぷりけちゅっ……!こりぇならいきぇるよ!) (ど、どうちよう……!れいみゅ、もうやりぇるものがにゃいよ……) ボウルの中の赤れいむ達は、二女れいむのぷりけつっを見て、これなら大丈夫だろうと思っていた。 (ゆ……!れいみゅのおはこのぷりけつっ!だったら、くしょじじぃも……) 二女れいむは汗だくになりながら、必死に尻を振っていた。 「ほう……、これは……」 青年が驚きの表情を浮かべながら、そう呟いた。 「死刑」 「にゃにいっちぇ」 二女れいむが抗議を言い終える前に、青年はポケットからボールペンを取り出し、それを二女れいむのあにゃる目がけブスリと突き刺した。 「gcるいrxmxふぁwみgじぇrwfzf!?」 ボールペンはあにゃるだけでなく、二女れいむの中枢餡まで貫通していた。 二女れいむは叫び声も上げられず、白目を剥いてビクリと大きく痙攣すると、パタリと横に倒れた。 「いやぁ、すっかりインクがなくなってたもんだから、使い道ないなーと思ってたけど、丁度良かったな」 青年はニコニコ笑いながらそう言った。 ……もちろん、この為に使おうと思ってポケットの中に忍ばせておいたものだったが。 「「「ぴ……、ぴいぃぃぃぃっ!?」」」 じょわぁ……。 ボウルの中の赤れいむ達は、三女れいむ以上の酷い殺され方をした二女れいむを見て、おそろしーしーを漏らした。 何で!?どうして!? 一体今のどこが駄目だったの!? ういんくっに続いて、ぷりけつっまで否定された赤れいむ達は、半ばパニックになっていた。 「何でって顔してるけどさぁ……、糞がこびり付いた尻を振ってる糞饅頭を見て、心癒される奴なんて、ただのキチ○イだろうが」 青年は上着のポケットから、タバコ箱を取り出し、一本口に咥えた。 「お前らさぁ……、分かってんのか?」 青年はボールペンを取り出した方の反対側のポケットからライターを取り出し、火を付けた。 ボワアァァァァッ!! ライターの火柱は軽く5センチは超えていた。 当然、そのライターは普通のものではなく、青年が愛用している改造ライターだった。 「「「ぴゃあぁぁぁぁっ!?」」」 びゅるるるっ……。 その火柱を見た赤れいむ達は、恐怖のあまり、おそろしーしーの勢いが増してしまった。 「お前ら『だけ』が可愛いと思っても意味ねぇんだよ。分かる?自己満足なんざいらねぇんだよ」 「で……、でみょ……」 「れ、れいみゅ……」 「きゃ、きゃわいぃ……」 「あぁ、糞饅頭のガキ共は全員糞饅頭だったって事か。こりゃ処分だな処分」 ボワアァァァァッ!! 「「「ゆっくちりきゃいちましたあぁぁぁぁっ!!」」」 「いやぁ、物分かりが良くて助かるなぁ。よし、次行ってみよう!」 明らかに徐々にテンションが高くなってきている青年は、次の赤れいむを手早く掴み、新聞紙の上に置いた。 「ゆ……、ゆ……」 「「……」」 次に選ばれたのは、四女れいむだった。 もはや、姉妹達の応援はなかった。 (こ……、こうにゃったら、あ、ありぇをやりゅしかにゃいよ……) 四女れいむは覚悟した。 本当は、自分だけの取って置きの技、一種の切り札。 他の姉妹に技を盗まれるのを避けて、今までやってこなかったが、この際そんな事は言っていられない。 「ゆ……、ゆうぅぅぅぅっ……!」 四女れいむはぷく~をして、精一杯力を溜めて……。 うにょ~ん……。 「にょ……、にょ~びにょ~びしゅるよ!!」 自分の体を数センチ長く伸ばしていた。 まるでイソギンチャクの触手を思わせる体型だった。 四女れいむは必死の形相でウネウネと体を揺らせていた。 「……」 「……」 残りの赤れいむ達は、何も言わず、唖然としていた。 「……」 同じように、青年も無言だった。 (ゆ……、ゆゆ~ん……!!みんにゃ、れいみゅのおきゅのてに、こちょばをうしなっちぇるんだにぇ!!) 四女れいむは、自分のの~びの~びの破壊力を確信していた。 「……すげぇ。すげぇよお前……」 青年は唖然としつつ、手がプルプルと震えていた。 「テラきめぇよ」 「たちゅけ」 青年は許しを乞おうとした四女れいむの頭付近を掴み、口に改造ライターをねじ込み、着火した。 ボワアァァァァッ!! 「ぶぼごおぉぉぉぉっ!?あづびごべえぇぇぇぇっ!?」 四女れいむの口内は完全に焼け焦げ、火は体内へと侵入し、命の餡子を焼き焦がした。 内側から餡子を焼かれ、皮が徐々に黒ずんでいく。 「ぼ……、ご、ご……」 四女れいむの目の焦点は完全に合っておらず、体は水分を失い、体が伸びきったままの状態で皮がパキパキに乾燥していた。 「ぼ……」 青年が手を離すと、四女れいむはそのまま横に倒れた。 倒れた瞬間、腹部の皮が破け、中からドス黒く焦げた餡子がドロリと出てきた。 四女れいむはピクリとも動かず、絶命しているのが一目で分かった。 「ゆ……、わ、あ、あ……」 「ゆ……、ぴ……、ひぃ……」 残った赤れいむ達……、いや、長女れいむと末っ子れいむと呼ぶべきか。 二匹は四女れいむが焼き殺される間、ずっと飴細工の歯をガチガチと鳴らし、震えていた。 もうしーしーは出しきっており、代わりに脂汗やら冷や汗やらがダラダラと体中から流れていた。 「……で?次は、誰がやる?」 青年は二匹を見比べながら、そう言った。 ……二匹はようやく気付いた。 いや、気付くのがあまりにも遅すぎた。 選ばれたら、死ぬ。 この人間には、自分達の可愛さを見る目が全くない。 ういんくっ、ぷりけつっ、の~びの~び……、自分達の十八番が通用しないなんて、目が節穴……、いや、腐りすぎている。 つまり、何をやっても無駄。 二匹はそう考えていた。 「れ……、れいみゅがしゃきにやっちぇいいよ?お、おねえちゃんは、あとでいいきゃらにぇ?」 「お、おねえちゃんが、しゃきにしちぇにぇ?こ、こういうにょは、おねえちゃんがしゃきっちぇ、きまっちぇるよ?」 二匹は冷や汗をダラダラ流しながら、明らかな作り笑いを浮かべ、互いに相手に先に行くよう促した。 「にゃ、にゃんでもいいよ!れいみゅがしゃきにいっちぇにぇ!」 「い、いやぢゃよ!わがやのしゅえっこあいどりゅに、しにぇっちぇいうにょ!?」 自分はまだ死にたくない、代わりにお前が死にに行け。 ……そんな雰囲気が二匹の間に漂っていた。 「うるちゃいぃぃぃぃっ!!にゃんでもいいきゃら、しゃっしゃといけえぇぇぇぇっ!!」 「ゆっがあぁぁぁぁっ!!こにょくじゅうぅぅぅぅっ!!げしゅれいみゅうぅぅぅぅっ!!」 もはや、二匹の間には家族や姉妹の絆なんてものは、欠片もなかった。 ……最も、最初からあったのかどうかすら怪しいのだが。 「あー……、めんどくせぇなぁ……。お前ら自分が死ぬのが怖いのか?だったらこうしよう」 「「ゆっ!?」」 「まとめて二匹、俺にアピールしろ。俺が認めた方だけ、飼いゆっくりにしてやる」 「「……」」 それを聞いた二匹は、ただ固まっていた。 「「ゆ……、ゆぴゅ……、ゆぴゅぴゅぴゅっ……!!」」 ……そして、徐々に笑い声を上げていた。 「「ゆーぴゅっぴゅっぴゅっ!!しょんにゃのらっくしょーだにぇっ!!」」 二匹は最初の頃の余裕を完全に取り戻していた。 青年のルール変更は、二匹にとって好都合だった。 つい先程までは、自分が殺されてしまう可能性があったので、絶対に先にやりたくなかった。 だが、今は状況が違いすぎる。 どちらか片方は絶対に生き残れる。 ……それは当然、自分だ。 二匹共、そう考えていた。 ……何がそこまで、絶対的な自信を湧きあがらせるのか。 「ゆーぴゅっぴゅっぴゅ!!れいみゅのほうがきゃわいいもんにぇ!!こんにゃ、びちぐそれいみゅよりも!!」 「れいみゅはあいどりゅなんだよ!!こんにゃ、げしゅれいみゅにゃんか、めじゃにゃいにぇ!!」 理由は至極簡単、自分がこの世で一番可愛いから。 ……それが、二匹の全てだった。 (やっぱ乗り気になったか。こいつら、絶対自分が一番って思ってるだろうからな) 青年はそう思いつつ、自信満々の二匹を一緒に摘まみ、新聞紙の上に置いた。 「じゃ、さっそく同時にやってもらおうか」 「「まかしぇちぇにぇ!!」」 二匹は生前の三女れいむのように、元気よく答えた。 (ゆ~ん!くちだけのあいどりゅなんかにまけにゃいよ!) (ゆぴゅぴゅ、こんにゃれいみゅ、てきじゃにゃいにぇ!) 二匹共、自分より格下の相手を蹴落とす事だけを考え、ニタニタと笑っていた。 「「ゆっ!!しょれじゃ、みちぇちぇにぇ!!」」 二匹同時にそう言って、大きく息を吸い込んだ。 (まけにゃいよ!じぇったいに!!) (かいゆっくちになりゅのは、れいみゅだよ!!) 快適なおうちを手に入れる為に。 目の前の糞生意気な糞ジジイを奴隷にする為に。 飼いゆっくりという、約束された地位を手に入れる為に。 そして何より、隣のゲスゆっくりよりも、自分の方が可愛い事を認めさせる為に。 ……勝つのは、自分だ。 (*1) ワサワサワサッ……!! ……そんな事を考えながら、自分の揉み上げを天高く上げ、ワサワサと揺らしていた。 「「……ゆ?」」 ……二匹とも。 「……見事に同じだな」 青年は二匹を見比べ、ボソリと呟いた。 「「ゆ……、ゆうぅぅぅぅっ!?」」 二匹は相手が揉み上げをワサワサと動かしている姿を見て、驚愕した。 「にゃにやっちぇりゅのおぉぉぉぉっ!?まにぇしにゃいでよおぉぉぉぉっ!!」 「しょれはこっちのしぇりふだよおぉぉぉぉっ!!ばかにゃのおぉぉぉぉっ!?」 自分のパフォーマンス(笑)が、相手と同じ内容だった事は、二匹にとって全くの計算外だった。 「ゆぎいぃぃぃぃっ!!れいみゅのぷりち~にゃわしゃわしゃしゃんをまにぇしゅるにゃんてえぇぇぇぇっ!!」 「ゆっがあぁぁぁぁっ!!れいみゅがしゃきにわしゃわしゃしゃんをしたんだあぁぁぁぁっ!!」 二匹は揉み上げをワサワサッと揺らしながら、歯茎をむき出しにして互いを罵倒し合っていた。 「あー、パクリとかどっちが先とか良いから。もうやり直し効かないから。うるさくすると一緒に潰すよ?」 「「ゆうぅぅぅぅっ……!!」」 これ以上不毛な争いをさせても意味がないと思った青年は、一旦黙らせる事にした。 「さーて……、どっちにするかなー……」 青年は二匹を交互に見比べ始めた。 「ゆっ……!」 「ゆうぅっ……!」 「……決めた」 青年はただ一言、そう言って、一匹を掴み、手の上に乗せた。 「おめでとう。選ばれたのは、君だ」 青年がそう告げたのは……。 「や……、やっちゃあぁぁぁぁっ!!れいみゅ、おねえちゃんでごみぇんにぇ~!!」 ワサワサワサワサッ!! ……ドヤ顔で揉み上げを一際激しく揺らす、長女れいむだった。 「う……、うしょだあぁぁぁぁっ!?れいみゅ、あいどりゅにゃのにいぃぃぃぃっ!?」 ……一方、選ばれなかった末っ子れいむは、信じられないとばかりに叫んだ。 余程、自分に自信があったのだろう。 「ゆーぴゃっぴゃっぴゃ!!びゃ~かびゃ~か!!しゅえっこのくしぇに、おねえちゃんをばかにしゅるからだよ!!」 長女れいむは青年の手の平の上で、末っ子れいむを罵倒していた。 「おめでとう。俺は、君が一番だと思ったんだ」 「ゆゆ~ん!しょれほどでもありゅよ~……」 「すげぇイラついたのが」 「えっ」 青年はそう言って、長女れいむをテーブル目がけ、思い切り投げつけた。 ベチャッ。 ……何か柔らかいものが潰れる音が聞こえた。 「!!!?!?!!?] ……長女れいむは、死んではいなかった。 長女れいむは、テーブルに叩き付けられながらも、生きていた。 ……目元から下が、原型を留めていない位に潰れていながらも。 (いぢゃいいぢゃいいぢゃいだれきゃたちゅけてたちゅけていちゃいよちにたくにゃいよ) 長女れいむは悲鳴を上げたかったが、そうもいかなかった。 口がグシャグシャに潰れている訳だから、言葉に出来なかった。 代わりに、目から涙がグジャグジャと溢れていた。 涙で視界が歪みながらも、長女れいむの瞳には、ちゃんと映っていた。 「……本当の勝者は、君だ。おめでとう、末っ子れいむ」 「ゆ……、ゆ、ゆわわあぁぁぁぁいっ!!いやっちゃあぁぁぁぁっ!!やっぱりれいみゅがいちばんだにえぇぇぇぇっ!!」 自分のすぐ隣で跳ねて喜んでいる、末っ子れいむの姿が。 ……長女れいむには、何も出来なかった。 痛みを訴える事も、助けを求める事も、理不尽だと叫ぶ事も、何も、出来なかった。 ……何も出来ぬまま、長女れいむの意識は、段々と闇の中に溶けていった。 「いやぁ、流石末っ子アイドル。経験も実力も違いすぎるな」 「ゆゆ~ん、しょんな……、あちゃりまえだよぉ~」 「あぁ、本当に流石だ。お前は俺の飼いゆっくりに相応しい」 「いちおうきいときゅけど、うしょじゃないよにぇ~?」 「嘘だと思ってるのか?まさか。絶対に約束は破らないよ」 「ゆ~ん!しょれをききたかっちゃよ~!」 ……あれから青年は、薄汚れている末っ子れいむを、濡れティッシュで綺麗に拭いた。 その後再びテーブルの上に乗せ、末っ子れいむを褒めちぎっていた。 歯が浮くような台詞を並べ、末っ子れいむをベタ褒めしていた。 青年に褒められる度に、末っ子れいむは体をクネクネくねらせながら、ニヤニヤ笑っていた。 「あ、そうだ!」 「ゆ?」 突然、青年は何か思いついたようだった。 「れいむ、お前は今日から俺の家族の一員になる訳だ」 「ゆっ!?ゆ、しょ、しょうだにぇ!」 何が家族だ、奴隷の分際で調子にのるな、と考えていた末っ子れいむだったが、とりあえず合わせる事にした。 「最初に言ったけど、俺は可愛い生き物が大好きでな、そういうのを家でも飼ってるんだよ」 「ゆ……、しょうだっけ?」 「それでさ、今からそいつを連れて来るから、ちょっと待ってろよ」 「ゆっ!わかっちゃよ!」 「あ、れみりゃやふらんとか、捕食種のゆっくりじゃないから安心しろ。じゃ、良い子で待ってろよ?」 青年は末っ子れいむにそう告げると、リビングから出ていった。 ……リビングにいるのは、末っ子れいむだけとなった。 「……ゆぴゅっ、ゆぴゅぴゅ……。れいみゅ、かいゆっくちになれたんだにぇ……」 自分が飼いゆっくりになれた事の喜びを噛みしめるかのように、末っ子れいむはニヤニヤと笑った。 そして、チラリと少し離れた場所に敷いてある新聞紙を見た。 潰され飛散し、ただの餡子の染みとなった三女れいむ。 あにゃるにボールペンが突き刺さって、事切れている二女れいむ。 伸ばしている途中で無理矢理焼いたパン生地のように、焦げて伸びきって絶命している四女れいむ。 下半身が完全に潰れ、涙で皮がグジャグジャに溶けて死んでいる長女れいむ。 その新聞紙には、かつては自分の姉妹達であった、野良饅頭の死骸が乗っていた。 「ゆゆ~ん!あんちんしてにぇ!きゃわいいれいみゅが、みんにゃのぶんまで、ゆっくちしゅるからにぇ!」 末っ子れいむは死骸達に向けて、そう言い放った。 「お待たせ!連れてきたぞ!」 ……丁度良いタイミングで、青年が戻って来た。 「ゆっ!!おしょいよ!どれだきぇまっちぇたと……」 一分も待っていないのに文句を言おうとした末っ子れいむの口が、止まった。 「ゆ……、しょ、しょれ……、にゃんで……?」 末っ子れいむは、青年が腕に抱えている『それ』に釘付けになっていた。 「はは、可愛いだろ?こいつが俺の家族の内の一匹だ」 青年は笑顔で『それ』の頭を撫でながらそう言った。 「にゃ~う」 青年に頭を撫でられ、それ……、茶色い毛のトラ猫が、気持ちよさそうに鳴いた。 「紹介するよ。こいつの名前はモンペチ。俺がガキの頃から一緒にいるんだ。これで結構年食ってるんだぜ?」 「なーう」 モンペチと呼ばれたトラ猫は抗議するかのように鳴き声を上げた。 「ゆ……、ゆわ……、あ……」 モンペチを見て、末っ子れいむは震えあがった。 末っ子れいむは思い出していた。 『猫』という生き物に対するトラウマを。 かつて、自分の父親のゆっくりまりさが生きていた時、父まりさが野良猫に喧嘩を売った時の事を。 ものの数十秒で父まりさがズタズタに引き裂かれ、命を奪われた時の事を。 母れいむと一緒に、自分の姉妹の赤まりさ達を突き飛ばし、囮にして命からがら逃げ出した時の事を。 末っ子れいむにとって、猫は死神の類に位置する天敵そのものだった。 (にゃんで?にゃんで?にゃんでこんにゃとこりょにいりゅの?にゃんで?にゃんでにゃの?) 末っ子れいむは自問自答を繰り返すが、誰もそれに答える者はいない。 ……ただ、今は糞ジジイがあいつを拘束しているから、とりあえずは安心だ。 末っ子れいむはそう考えていた。 「なぁれいむ。モンペチ、お前と遊びたがってるんだよ。一緒に遊んでくれよ」 ……その考えが甘かった事に、数秒掛からずに気付く事になるのだが。 「は……、はあぁぁぁぁっ!?にゃんでえぇぇぇぇっ!?にゃんでれいみゅがしょんなこと」 「良いじゃないか。お前も家族の一員なんだから、仲良く遊んでくれよ」 「ふじゃけりゅなあぁぁぁぁっ!!だりぇがあしょぶかあぁぁぁぁっ!!」 「あぁ、すまん、れいむ。言い間違えたよ」 「ゆ……?」 今の会話の流れで一体何を間違えたのか、末っ子れいむには分からなかった。 「モンペチは、お前『で』遊びたがってるんだ」 青年は笑顔でそう言って、モンペチを離した。 「ふにゃあぁぁぁぁぁっ!!」 それと同時に、青年の腕から解き放たれたモンペチが、テーブルの上の末っ子れいむ目がけて飛び掛かった。 バリッ!! モンペチはテーブルに着地すると、間髪入れずに前足の爪で末っ子れいむの頬の皮を抉った。 「ぴゃあぁぁぁぁっ!?」 末っ子れいむは頬を抉られ、軽く吹き飛ばされ、テーブルから床に落下した。 ポキッ。 「ゆぎゅがあぁぁぁぁっ!?れいみゅのまっちろなはがあぁぁぁぁっ!?」 床とテーブルの高さは三十センチ程しかないのだが、それ位の高さからの衝撃だけで、末っ子れいむの前歯が五、六本折れた。 ここまで脆いと、今までどうやって生きてきたのかが不思議である。 「うにゃう?にゃう?」 テーブルの上のモンペチは末っ子れいむを見失い、辺りをキョロキョロと見回していた。 「ぴ……、ぴいぃぃぃぃっ……!!」 末っ子れいむは叫びながら、落下の衝撃の痛みに耐えつつ、ズリズリと這って逃げ出そうとした。 「ふかーっ!!」 ……最も、叫び声を上げてしまった時点で、自分の場所を教えているようなものなのだが。 末っ子れいむの姿を発見したモンペチはテーブルから飛び下り、素早い動きで駆け寄り、前足で末っ子れいむを弾き飛ばした。 「ゆんやあぁぁぁぁっ!?」 モンペチに弾き飛ばされた末っ子れいむは勢いよく転がり、壁に激突した。 「ゆ……、ゆひいぃぃぃぃっ……!!」 壁にぶつかり、さらに歯が三本程折れたが、もはやそんな事を気にしている場合ではなかった。 「ふうぅぅぅぅっ……」 モンペチは少し離れた場所で、獲物を追い詰めている狩人のような目つきで、末っ子れいむを威嚇していた。 (にゃんで?にゃんでれいみゅがこんにゃめにあうにょ?れいみゅはきゃわいいんだよ?あいどりゅなんだよ?かいゆっくちにゃんだよ?) 末っ子れいむは分からなかった。 自分はとても可愛くて、それを認められて飼いゆっくりになった筈なのに。 どうして今、こんなにも痛い思いをしなければいけないのか。 「いやぁ、もう十歳は超えているのに、やっぱりモンペチはまだまだ現役だなぁ」 ……青年のそんな声が聞こえ、末っ子れいむは現実に引き戻される。 「く……、くしょじじいぃぃぃぃっ!!はやきゅたちゅけろおぉぉぉぉっ!!」 自分が助かるには、この糞ジジイに、あの糞猫を何とかしてもらうしかない。 何とかした後は、糞ジジイを徹底的に痛めつけて、身の程を分からせてやろう。 殺さない辺り、自分はなんて心が広いのだろう。 末っ子れいむは自分に酔いつつ、青年に助けを求めた。 「え?何で助けなきゃいけないの?」 「にゃにいっちぇりゅんだあぁぁぁぁっ!?れいみゅはかいゆっくちにゃんだじょおぉぉぉぉっ!?」 「あぁ、そうだな。さっき約束したし。約束は絶対守るよ?……で?」 「……ゆ?」 「飼いゆっくりにしてやったじゃん。何が不満な訳?」 青年は心底訳が分からないといった表情で末っ子れいむに尋ねた。 「ばかにゃのおぉぉぉぉっ!?ちにゅのおぉぉぉぉっ!?れいみゅはいま、ちにしょうにゃんだよおぉぉぉぉっ!?」 「俺さぁ……。飼いゆっくりにするとは言ったけど、何かあったら助けるなんて、一言も言ってないぞ?」 「ゆ……?ゆ?ゆ……?」 「それにさ、お前大げさなんだよ。助けろとか死にそうとか。こんなのさ……」 「ゆ……?」 「ただの、『可愛い』もの同士のじゃれ合いなんだから」 ただのじゃれ合い。 ただのじゃれ合い。 ……ただのじゃれ合い……? 「ふ……、ふじゃけりゅにゃあぁぁぁぁっ!!こにょくしょどりぇいがあぁぁぁぁっ!!」 「そんなに遊ばれるのが嫌なのか?じゃあお前が止めれば良いじゃん」 「ゆうぅぅぅぅっ!?」 「お前の可愛さで、モンペチをメロメロにして、止めさせれば簡単だろ?アイドル(笑)なんだろ?だったらそれで解決だな。」 ……駄目だ。 この奴隷は、完全にイカれている。 こんな糞猫が、自分の天から授かった可愛さを、理解出来る訳がないじゃないか。 こんな可愛げの欠片もない、ド畜生なんかに……。 「じゃ、俺台所からモンペチのおやつ持って来るから。それまで楽しく遊んでいろよ?」 青年はそう言うと、末っ子れいむに背を向けた。 「ま、まっちぇ」 「ま、『可愛い』もの同士、仲良くやってくれや」 青年は末っ子れいむに笑顔で答えた。 ……その笑顔には、末っ子れいむに対する、明らかな侮蔑が現れていた。 「ま……、まっちえぇぇぇぇっ!!おにぇがいだかりゃ、たちゅけてよおぉぉぉぉっ!!」 末っ子れいむは青年に再度助けを求めるが、青年はさっさとリビングから出ていってしまった。 「ふにゃあぁぁぁぁっ!!」 ……それが合図かのように、モンペチが三度、末っ子れいむに飛び掛かった。 ……末っ子れいむはやっと理解した。 自分は……、いや、自分達姉妹は、あの糞ジジイに遊ばれていた事を。 最初から、まともに自分を飼いゆっくりにしてやる気など、さらさらなかった事を。 今この状況で、自分の神々しい位の可愛さが、全く役に立たない事を。 ……そして、自分はここで死ぬ事を。 「い……、いやぢゃいやぢゃいやぢゃあぁぁぁぁっ!!」 末っ子れいむは爪で揉み上げの片方を千切られながらも叫ぶ。 「ちにたくにゃいっ!!れいみゅ、ちにやくにゃいよぉっ!!」 頬をさらに抉られ、餡子が飛び出ようとも関わらず。 「れいみゅっ!!きゃわいくにゃくてもいいきゃらあぁぁぁぁっ!!」 右目に爪が突き刺さり、持ち上げられ、宙に浮かぼうとも。 「だりぇかたちゅけてよおぉぉぉぉっ!!」 トドメの一撃とばかりに、前足が降り降ろされる光景を目の当たりにしながらも。 「れいみゅはこんにゃにきゃわいいにょにいぃぃぃぃっ!?」 ……その願いが、その懇願が、その叫びが、誰にも聞き届けられないと分かっていながらも……。 「あらー……。派手にやったなぁ……」 青年が台所からキャットフードが入ったお盆を持って戻ってくると、床の一面に餡子や皮や、よく分からないものが飛び交っていた。 「ふにゃう、にゃん……」 モンペチはその横で、餡子が付着した前足をペロペロと舐めていた。 「ほら、拭いてやるから……」 青年はテーブルの上のティッシュボックスからティッシュを数枚抜き取ると、モンペチの前足や顔を吹き始めた。 「うにゃう……」 モンペチは気持ちよさそうに鳴き声を上げた。 (……やっぱ、ただ遊ばせるだけじゃ駄目だな。小麦粉とかで補強しないと、すぐ壊れちまう) 青年はモンペチの前足の爪に刺さっている、寒天の目玉を抜き取り、そう考えた。 ……青年は、赤れいむ達を飼いゆっくりにする気などなかった。 最初はそのまま潰そうと考えていたが、モンペチの遊び道具になるのではと思い付き、選定と称して一匹ずつ殺す事にした。 もちろん、最後に一匹選ぶのは、誰でも良かった。 自分の鬱憤も晴らせて、モンペチも思い切り遊べる……、一石二鳥だと思っていた。 (けど、まさかこんなに早く終わるなんてな。結構汚れちまったし) モンペチを拭き終えた青年は、床の汚れを見て溜め息を吐いた。 「なーう」 自分の足にスリスリと寄って来るモンペチを見て、青年は抱きかかえた。 「……ま、可愛いから許すよ」 青年のその言葉を知ってか知らずか。 「にゃーん!」 モンペチは八重歯を覗かせ、満面の笑みで、元気よく鳴いた。 END あとがき 知らない方は、初めまして。 知っている方は、お久しぶりです。 ぺけぽんで御座います。 前回のから、数ヶ月ぶりの投稿となります。 ここの所結構忙しくて、ネタを考える暇も、キーボードを打つ暇もありませんでした。 ようやく一回落ち着いたみたいな感じになったので、投稿したいと思います。 注意書きでも書いた事ですが、リハビリみたいな内容になっているなと感じました。 これから先、いつ投稿出来るか分かりませんが、暇を見つけつつやっていきたいなと思っています。 これからも、よろしくお願いします。 ご意見、ご感想、お待ちしています。 作者:ぺけぽん 感想用掲示板はこちら http //jbbs.livedoor.jp/otaku/13854/ ミラーはこちら http //www26.atwiki.jp/ankoss/pages/1.html 今までに書いたSS anko1656 クズとゲス anko1671 うにゅほのカリスマ求道記 anko1767 あなたは、食べてもいい○○○○? anko1788 そんなの常識ですよ? anko1926~1928 二人はW ~Yは二度と帰らない~ anko2079 しんぐるまざー anko2750 無意識だから anko2786 ともだち anko3189 おちびちゃんは大切だよ! anko3210 バクユギャ anko3221 根本的な間違い anko3249 お兄さんは興味が無い anko3261 それぞれの願い anko3319 好みは人それぞれ anko3330~3331 HENNTAI達の日常~メスブタの家出~ anko3343 HENNTAI達の日常~駄メイドの休日~ anko3360 可哀想なゆっくり anko3419 優秀or無能 anko3469 たまたま anko3528 悪いのは誰?
https://w.atwiki.jp/mbgrms/pages/148.html
857 : 非通知さん@アプリ起動中[] 投稿日:2015/10/29(木) 18 06 42.92 ID Hn/iQi4m0 MKにゃん「きもちーにゃー ちんぽEー おちんぽ、きもちーにゃー・・・あげるにゃPチャンに・・・おちんぽきもちい のーああー いいわぁーいいにゃー すごくステキ~ ステキにゃあー チンポ・・・いいのチンポ気持ちいいの フォオワァ!フッ...ァ...ァ...ァァァァ...」 「シュタイナー!おま○こ壊れちゃう!おま○こ壊れちゃぁぅ↑太いわぁー おま○こ壊れるー おま○こが壊れるぅ~太いにゃ 太い太い おま○ここわれるぅ~太い太い太いふとぉぉぉ~~い!! おま○こが壊れる おま○こが壊れるわ(哀)Pチャン許しておま○こ壊れる」 「ほ、ほーっ、ホアアーッ!!ホアーッ!!(HREYI)」 「Pチャン許して、Pチャン許して。ハァー、ハァー、おま○こ壊れる。 ハァー、太い太い太い。Pチャンに犯されるの嫌。お尻がおま○こになっちゃう。Pチャン嫌。おま○こ壊れる。 女、メス猫になっちゃう。Pチャンに犯されるの嫌。メス猫になっちゃう。 いやぁーいやぁーんにゃーにゃぁーにゃぁーにゃぁーおま○こ壊れるうううぅぅ」 「YEAH YEAH YEAH YEAH(OFSPRNG)」 「いや~キツイにゃ…(素)」 「おま○こ幼稚園・・ピースのピー・・」 プロデューサー「こえ、声抑えろ・・・声抑えろ」
https://w.atwiki.jp/souku/pages/1930.html
《遅延》《公開済》SNM001110 シナリオガイド 公式掲示板 彼方先輩! 卒業おめでとうございます!! 担当マスター 神明寺一総 主たる舞台 蒼空学園 ジャンル 学園生活 募集スケジュール 参加者募集開始日 参加者募集締切日 アクション締切日 2011-03-23 2011-03-25 2011-03-29 リアクション公開予定日 募集時公開予定日 アクション締切後 リアクション公開日 2011-04-08 - 2011-04-09 サンプルアクション (シナリオ参加者の方にお願い、サンプルアクションの具体的な内容を補完していただけないでしょうか)(サンプルアクション名の下の四角をクリックするとでてくる「部分編集」をクリックすると登録できます)(もしくはサンプルアクション登録用掲示板へお願いします。) 彼方の第二ボタンを手に入れる +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 テティスを困らせたい ▼キャラクターの目的 彼方の第二ボタンを手に入れる ▼キャラクターの動機 彼方が卒業してしまうので記念にもらっておきたい ▼キャラクターの手段 彼方先輩はロイヤルガードで、おまけに十二星華の彼女もいるし、超スゴイ先輩だから同じ蒼空学園の生徒として憧れてました!! というわけで記念に彼方先輩の第二ボタンをゲットしたいです! 先輩は超人気のはずなので、きっとまわりには人だかりができているはず! 彼方先輩ごとまとめて『則天去私』でなぎはらい、先輩が気絶しているところで第二ボタンを奪い取って逃走します! 卒業生としてボタンを贈る +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 ほかのプレイヤーさんと交流したい ▼キャラクターの目的 卒業生としてボタンを贈る ▼キャラクターの動機 後輩との関係を続けたい ▼キャラクターの手段 卒業生だから誰がボタンをもらいにくるかどきどきするな。 誰か後輩から声をかけてもらえないかどきどきしながら待ちます。 声をかけられたら恥ずかしがりながらボタンをあげます。 誰も声をかけてくれなかったら、適当な後輩を捕まえて 「ほら、先輩のボタン! 欲しいよね!?」 といって無理やり押しつけます。 好きな人に気持を伝えたい +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 叫びたい ▼キャラクターの目的 好きな人に気持を伝えたい ▼キャラクターの動機 せっかくのチャンスだから告白したい ▼キャラクターの手段 卒業式といえばKOKUHAKU! というわけで気になるあの人にメールして、体育館裏に呼び出します。 体育館裏に来てくれたら、 「3年間ずっと大好きでした! 大好きっていう言葉では足りません! 愛してる! 抱きしめたい!!!」 と大声で叫びます。スキルの『叫び』も使います。 彼方の第二ボタンを手に入れる +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 不良として振舞いたい ▼キャラクターの目的 彼方の第二ボタンを手に入れる ▼キャラクターの動機 彼方が卒業してしまうので記念にもらっておきたい ▼キャラクターの手段 畜生、卒業だのなんだの浮かれやがって! 俺は今年も留年なんだよ! 浮ついた世俗の豚どもに、俺の怒りを思い知らせてやるぜ! スパイクバイクで校庭を走り回り、やたらとクラクションを鳴らしたり、エンジンを吹かしたりしてやるぜ! その他補足等 [部分編集] 【タグ:SNM 学園生活 神明寺一総 蒼空学園 遅延公開済】
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2552.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 1220 虐待ハウス/コメントログ」 なんて頑丈なれいむなんだ… -- 2011-01-09 04 01 30 こんなに三角錐が凄いと思ったことはない…! -- 2011-01-11 21 21 44 わかった。ゆっくりは人間のストレスのはけ口になるために人間にストレスを与えるのか!! -- 2011-10-20 01 49 41 もう三角錐が虐待道具にしか見えない -- 2011-11-14 17 44 26 体とほぼ同じぐらいに広がったあにゃる・・・ -- 2014-09-18 17 26 43 3))天才 -- 2014-09-18 17 28 04 饅頭って凄いんだな -- 2017-01-14 01 37 13 虐待を受けたれいむが回復して、何もしてないまりさが死んだのかw なんと不思議饅頭www この店、よく潰れないな。(経済的な意味で) -- 2018-03-06 05 49 30
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/2678.html
『ゆっくりすくい』 12KB 愛で いじめ ギャグ 小ネタ 差別・格差 変態 同族殺し 共食い 希少種 現代 独自設定 特にオチもないある風景の一場面 このSSには苛められるゆっくりとそうでないゆっくりがでます 作者に都合のよい独自設定があります このSSをかいたのはHENTAIあきだよ!いつものおまけがあるから注意してね! それでもいいというひとはゆっくりよんでね!!! いつもは閑散としているある神社だが、今夜だけは多くの人がやってきていた。 何故なら今夜は年に一度開かれる祭りがあり多くの屋台が出店している。 そんな多くの屋台の中で一際多くの人々が足を止めている屋台がった。 「やめちぇね!まりちゃしにちゃくないんだじぇ!」 「ゆわあああああああああああああああ!おぼれりゅうううううううううううううう!」 「ゆっくりさせちぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 水の張られた水槽の上でまだ赤ゆであろうまりさ達の悲鳴が響く。 この屋台では縁日の定番である金魚すくいをゆっくりで行っているのだ。 もちろんただそれだけで人が集まるわけではなく、屋台に人だかりが出来ているのは一つの理由がある。 「ああ!また破けた!おっちゃんこれ本当に取れんの?」 「もちろんだ坊主、その証拠にまりさなら簡単に取れるだろ。」 「まりさなんていらないよ、それよりこいつが欲しい。」 愚痴る少年が帽子から落ちて沈んだまりさを指さす。 そこにはまりさ以外に何やら変わったゆっくりがいた。 「いぢゃいいいいいいいいいいいいいいい!まりちゃのたくましいからぢゃがあああああああああああ!」 「やっぱりまりさはおいしいね!」 「そうだね!いつものごはんさんよりあまいしさいこうだよ!」 沈んでふやけたまりさを頬張りながら、にとりたちは満足そうに笑い合っていた。 よく見ればこの水槽、水面には多くのまりさが浮かんでいるが底には水中でも活動できる希少種たちがぞろぞろいる。 「まあ頑張れば取れるさ!たった五百円で希少種が手に入るかも知れないんだしもう一回やるかい?」 「もう小遣いなんて無くなったよ!だいたい一回五百円って高すぎるよ。」 「何を言ってるんだい、おじさんはたった五百円で希少種が手に入るチャンスをあげてるんだ。 普通に買ったら高い希少種が手に入ると思えば五百円は非常にリーズナブル、良心的な値段なんだよ?」 文句を言って立ち去って行った少年を悪い笑顔で見送る店主。 ゆっくり用に改良したポイとはいえ動き回るゆっくりをすくおうとするのは難しい。 上手い話にはそれなりに理由があるということを、少年はこの日学んだのであった。 諦めて立ち去っていく客もいるが、入れ替わりにまた新しく客が水槽の渕に座り込んでいく。 もしかしたらという微かな望みにかけて無謀と思える行為をするのが人の性。 子供はすぐに資金が無くなるが、大人となればまた話は変わってくる。 「かぱー!これはぶんかいしたくなるものだね!」 「らめえええええええええええ!お兄さんの大切な膜を破っちゃらめええええええええええええ!」 水面に上がってきたにとりにポイの膜を破られ絶叫するお兄さん。 にとり種の中には目のつく物を分解と称してめちゃくちゃにする習性がある。 だがしょせんゆっくりなのでそこまで大した被害が出ることはない。 「にいちゃん変なこと叫ばないでくれ、それよりもう一回やるかい?」 「当たり前だ!愛しのにとりを手に入れるまで絶対あきらめないぞ!」 「へへ、まいどあり!」 店主からポイを受け取り水面に目をやるお兄さん。 にとりがいないかと目を皿のようにして探し続けると、水槽の片隅でじっとしているにとりを見つけた。 「動くなよ、そのままじっとしてろ・・・。」 にとりをすくおうと集中してゆっくりとポイを近づけていく。 そして見事ににとりをポイに乗せてボールに入れることに成功した。 「よっしゃああああああああああああああああああ!にとりGETだ・・・ぜ?」 喜びで叫ぶお兄さんだったが、にとりの顔を見て固まる。 そこには姿かたちはにとりだが、白目をむき大口を開けてお兄さんに微笑み(?)かけている何かがいた。 「に~ちょ~り~。」 「チェンジ!おっちゃんこれチェンジ!!」 お兄さんがすくったのはにとりの突然変異であるにちょり。 本来なら可愛らしい顔つきのにとりだが、にちょりは気の弱い人間が見れば腰を抜かしかねないぐらい顔が怖い。 苛められるにとりが自己防衛の為に顔を変化させるのではないかと専門家の間では考えられている。 「残念だけどうちは交換はしてないよ。」 「いくらなんでもこれは詐欺だろ!?」 「潔く諦めな。ちゃんと確認してなかったそっちにも問題あるし、個性的だし可愛がったらどうだい。」 お兄さんの主張をあっさりと退けにちょりをビニール袋に入れ手渡す店主。 まりさは何匹でも取っても続けられるが、希少種を一匹でも取ればその場で終了なのだ。 文句を言おうものならどこからかいかつい顔のお兄さんに連れて行かれてしまう。 結局にちょりを受け取り、お兄さんは泣く泣く家へと帰って行った。 中々うまくいかないこのゆっくりすくいだが、別に技術が無くとも希少種を手に入れることが出来る可能性もある。 それは水槽にいるゆっくりに話しかけ気に入られることで、進んでポイに乗せさせるという方法だ。 一応ゆっくりとの会話も許可されており、何とかゆっくりとの交渉で手に入れようとする者もいる。 「キャーイクサーン!コッチキテー!」 ゆっくりいくを手に入れようと必死に呼びかける男もいた。 いく種はこうお願いされるとつい自分からその願いを実行しようとするという習性がある。 しかし呼びかけられたいくは横目でちらりと男を見るだけで男に近づこうとしない。 「どぼぢでこっちこないのおおおおおおおおおおおおおお!」 「いくはからけのよめないゆっくりなんです、だからいくがしたいことしかしないんです。」 冷たい声でそう拒絶するいくは自由気ままに泳ぎ続ける。 ゆっくりの中には自分のゆっくりの最優先に考えるゆっくりもいる。 ゆっくりの挨拶である『ゆっくりしていってね!!!』という挨拶もしないゲス等がそのいい例だ。 交渉がうまくいかずに自力で手に入れることにした男は、いくにポイを近づけ何とかすくおうとするが。 「にんげんさん!きゃわいいまりちゃをたすけちぇね!!!」 「なにいっちぇるんだぢゃ!まりちゃのほうがずっとかわいいよ!」 「ぐじゅなどりぇいはしゃっしゃとまりちゃをたちゅけろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」 ポイが近付くと助かろうと必死に男に呼びかけるまりさ達。 このゆっくりすくい、意味もなくまりさ達を浮かべているのではない。 こうしてポイが側に来ると助かろうと騒がしくなり、希少種が嫌がり水の中に潜ってしまう。 いわばまりさ達は生きた障害物なのだ。 「ゲスなまりちゃはゆっくりちないでちねええええええええええええええええええええ!」 一匹のまりさが我慢できなかったのか突然帽子から飛びあがり相手に体当たりをする。 だがここは水上、二匹のまりさはぶつかったと同時にお互い仲良く水の中へ落ちることになった。 「「ゆんやあああああああああああああああああああああああああ!」」 「ばかなまりさたちなんだぜ、そんなことしてもみずさんにおちるのがあたりまえなんだぜ。」 落ちてもがくまりさ達を馬鹿にした顔でせせら笑うまりさがいた。 このまりさ他のまりさ達と違い何か考えがあるのかある機会が来るのをじっと待っている。 「いまなんだぜ!」 近づいてきたポイを確認するとまりさは勢いよくポイめがけてジャンプする。 すくってもらえないなら自分からすくわれれば良いとこのまりさは考えたようだ。 しかし、良い考えであったかもしれないが残念ながらポイはそこまで頑丈ではなかった。 「ゆがぼがあああああああああああああ!なんでなんだぜええええええええええええええ!」 ポイの紙はまりさが乗ったと同時に破け、結果まりさはそのまま水の中へ入ることとなってしまう。 「みてないでまりさをたすけるんだぜえええええええええ!ゆうしゅうなまりさがしんでもいいのかああああああああ!」 それでも助かろうとまりさはポイを持っている男にに助けを求める。 だがそんなまりさにポイを破られた男は無表情でまりさをポイでつき始める。 水を吸ってふやけたまりさの皮は突かれるたびに破けていき、少しづつ餡子が水に流れていく。 「ふざけてんじゃねえぞ馬鹿、せっかく希少種が手に入ったかもしれないのに。」 「やべでえええええええええええええ!まりさしんじゃうううううううううううううう!」 「お前が何十回死ぬよりこっちのポイのほうが価値あるんだよ、理解できる?」 男は執拗に破られたポイで突かれ続け、まりさの体はどんどん小さくなっていく。 餡子で少し濁ったその近くでは持主のいなくなった帽子に体を擦りつけているむらさがいた。 「むらむらするよ!むらむらしてゆっくりできないからまりさのおぼうしですっきりするよ!」 一心不乱にひとりすっきりーに励むむらさを見て、男はもう一度挑戦するため店主に五百円玉を渡そうとする。 「駄目ですよお客さん、もうお客さんはいくを取ってるんですから。」 「は?俺いくなんて取ってないよ。」 そう言って男は店主に自分のボールを見せるが、ボールの中ではいくが何故かポーズを取ってご満悦な様子でいた。 「いまからここをいくのフィーバーステージにしますよ!!!」 「あれ、何で!?」 「さぁ?まぁ何にせよいくが取れたんだから良いだろ。」 「およよ。」 さっそく踊ろうとしていたいくだがビニール袋に詰められ目を丸くして驚く。 思わぬ形で希少種のいくを手に入れた男は気分よく家へと帰って行った。 だいぶ時間も過ぎ水上のまりさ達の数も少なくなってきた。 それを店主が確認すると、後ろに置いてある段ボールに手を突っ込む。 段ボールの中には補充用として置いてあるお飾りの帽子を被っていないまりさ達が無数にうごめいている。 そしてもう片方の手で別に置いてあったまりさの帽子を水上に浮かべ、その上にまりさ達を乗せて行く。 「ゆぴゃあああああああああああ!おみじゅしゃんはゆっきゅりできにゃいいいいいいいいいい!」 「きょわいよおおおおおおおおおお!おかあしゃあああああああああああああん!」 「きゃわいいれいみゅをだりぇかたちゅけろおおおおおおおおおおおおおおおお!」 悲鳴をあげるまりさ達の中で、何故か一匹だけれいむが混じっていた。 店主は慌てずすぐさまれいむを取り上げまりさを乗せる。 「ゆゆ!たちゅけちぇくれちゃんだね!れいみゅきゃわいくてごめんにぇ!」 鬱陶しくウィンクをするれいむを店主はすぐさま客に見えない様に両手で潰した。 潰れて餡子となったれいむを、店主は希少種の餌として水にまく。 この間わずか五秒とかかっておらず、まさに匠の技と呼べるだろう。 「見てくださいお兄さん、すわこ様がいますよ!」 祭りに遊びに来ている胴付きのさなえが水槽の中にいたすわこを発見して喜びの声を上げる。 ただし、祭りだと言うのに着ているのは胴付きめーりんが着るようなチャイナ服であった。 「あんまり一人で歩かないでくれ、迷子になったらどうするんだ?」 「迷子になった時は服を脱いですぐに見つかりやすいようにします!」 「やめて!」 非常識なことをいうさなえに悲鳴をあげながら、飼い主はすわこがいるという水槽をのぞきこむ。 「すげー、すわこだけじゃなくて色んな希少種がいるな。」 「お兄さん、すわこ様をすくえませんか?」 飼い主は五百円という値段に躊躇しながらも、さなえにおねだりされてすわこをすくうため店主に代金を支払う。 都合よくすわこは水面におり、しかも飼い主とは逆の方に目を向けていた。 チャンスと思いすわこをすくおうとする飼い主だが、突然すわこのお飾りの帽子が飼い主の方に振り返る。 「あ゛~゛う゛~゛」 威嚇なのか低い声で鳴くすわこの帽子が怖かったのか、飼い主はポイですわこの頭から帽子を落とした。 突然お飾りの帽子を落とされたすわこは慌てて沈んでいく帽子を拾いに水の中へと潜って行く。 「何してるんですかお兄さん!?」 「だってあの帽子おかしいだろ!こんなの持って帰ったら鼻から薬吸って予防しないと体を乗っ取られそうだろ!」 言い争いをしてるうちに、お飾りを取ってきたすわこが水面に戻ってきた。 お飾りを落とされ怒っているのか、すわこは頬を膨らませている。 「あーうー!たたりだー!」 口から水を勢いよく吹き出し飼い主の顔に濡らし、ポイの紙はお飾りである帽子からは触手のような物で引き裂かれてしまう。 「申し訳ありませんすわこ様!お兄さんが失礼なことをしてしまって!」 まだ怒りが収まらないのか口に水を含もうとしているすわこに、さなえはすぐさま謝罪をする。 さなえに謝罪されて多少は落ち着いたのかすわこは含んだ水を近くに浮いていたまりさに向けて吐き出す。 突然水に落とされたまりさはじたばたと水面で足掻き始める。 「いやぢゃああああああああああああああああ!まりちゃまだしにちゃくないいいいいいいいいいいいい!」 「すわこ様すごいです!さすがですね!」 「あうー♪」 さなえに褒められ嬉しいのか、すわこは次々とまりさを水鉄砲で水の中へと落としていく。 次々に落とされていくまりさを見て、店主はすぐさままりさを補充する。 「すわこ様、さなえ達と一緒に暮らしませんか?」 「あう?あうー!」 「大丈夫ですよ、お兄さんも悪い人ではありませんので安心して暮らせますよ。」 さなえにそう言われて考え込むすわこ。 決心がついたのか、すわこは針金のみになったポイに舌を絡める。 「お兄さん、すわこ様は一緒に住んでも良いみたいです!」 「ああ、うん。そうなんだ・・・。」 嫌そうな顔をする飼い主だが、さなえに言われてすわこをボールの中へと運ぶ。 「すわこ様、これからよろしくお願いしますね!」 「あうあう!」 「あ゛ー゛う゛ー゛。」 ビニール袋に入れずに手に乗せてすわこに笑顔で挨拶をするさなえ。 すわこと帽子もよろしくと言うようにさなえに笑顔で返事を返す。 そんな幸せそうな雰囲気の中で、飼い主だけはこれからどうなるのだろうと不安になっていた。 おまけ 待たせたな盟友 「お兄さん、にとりは本当にお兄さんに感謝してるよ。」 「変な顔で苛められてたにとりを助けてくれて可愛がってもくれたよね。」 「にとりが胴付きになって他のにとりみたいな顔になった時はお祝いもしてくれたね。」 「にとりは本当にお兄さんが大好きだよ、だから・・・。」 「お兄さんのしりこだまをにとりにちょうだいね!!!」 ギャグボールを銜えさせられ、縄で身動きひとつ取れなく縛られている飼い主をにとりは怪しい目つきで見ていた。 飼い主のあにゃるににとりの小さな手が伸びようとした時、飼い主は夢から覚める。 汗で濡れた飼い主は隣で寝ている元にちょりの寝顔を見て、飼い主は自嘲気味に苦笑いする。 最近痛みだした尻に手を当てながらもう一度眠りにつく飼い主に、にとりは口を少しだけ歪めて笑みを浮かべていた。 後書き MH買えずに悔しかったからSS書いてみました。 時期が違うような気もしますがネタはすぐに書いておかないと忘れるので書きました。 最近はどうもSSを書きづらくなりややスランプ気味・・・。 早くMHをやりたいと思いながらSSを書いているHENTAIあきでした。 感想等がありましたら下のスレにぜひお願いします http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1274853561/l50
https://w.atwiki.jp/25438/pages/2979.html
澪にゃん「…」 純にゃん「…」 梓にゃん「…」 唯にゃん「純にゃんもあずにゃんも見てるにゃん」 律にゃん「何か、祈ってるみたいにゃん」 紬にゃん「何かあるのかにゃん?」 憂にゃん「3匹とも真剣にゃん」 菫にゃん「気になるにゃん」 直にゃん「毎日の事だからにゃん」 律にゃん「澪にゃん、その木に何かあるのかにゃん?」 澪にゃん「思い出の場所なんだにゃん」 唯にゃん「思い出の場所?」 純にゃん「そうですにゃん、忘れられないんですにゃん」 紬にゃん「良かったら、聞かせて欲しいにゃん」 澪にゃん「あれは、3匹で毎日を必死に生きていた時の話にゃん」 野良猫時代 梓にゃん「今日こそ、狩りを成功させてやるにゃん」 澪にゃん「頑張れ梓にゃん」 純にゃん「狙いは鳩にゃん」 梓にゃん(いつまでも、澪にゃん先輩や純にゃんに頼れないにゃん) 梓にゃん(今日こそは絶対にゃん)ジリジリ 梓にゃん(今にゃん!)だっ 梓にゃん「捕まえたにゃん!」 澪にゃん「やったにゃん!」 純にゃん「大成功にゃん!」 梓にゃん「は、初めて捕まえたにゃん…」 純にゃん「やったにゃんやったにゃん!」 澪にゃん「梓にゃんやったにゃん」 梓にゃん「はいにゃん!3匹で食べましょうにゃん」 子猫「にゃーん」 澪にゃん「うん?どうしたにゃん?」 梓にゃん「可愛い子猫にゃん」 純にゃん「お腹空いたのかにゃん?」 子猫「にゃーん」 梓にゃん「鳩、食べるかにゃん?」 子猫「にゃーん」がつがつ 澪にゃん「沢山、食べて大きくなるにゃん」 純にゃん「名前はあるのかにゃん?」 子猫「…」ふるふる 梓にゃん「ないのかにゃん?」 子猫「にゃーん」 澪にゃん「じゃあ、名前を付けてあげようにゃん」 純にゃん「どんな名前が良いかにゃん?」 梓にゃん「うーん」 子猫「にゃー」ふみふみ 純にゃん「うん?グルーミングして欲しいみたいだにゃん」ペロペロ 子猫「にゃーん」ゴロゴロ 梓にゃん「喜んでるにゃん」ペロペロ 澪にゃん「名前はふみにゃんにするにゃん」 ふみにゃん「にゃーん」ゴロゴロ 純にゃん「喜んでるにゃん」 梓にゃん「ふみにゃん、良かったにゃん」 唯にゃん「ふみにゃん、可愛いにゃ~ん」 律にゃん「ふみにゃんは小さかったのかにゃん?」 澪にゃん「小さかったにゃん」 純にゃん「小さいから食べ物を横取りされそうになったりしたにゃん」 紬にゃん「やっぱり、そういう時は喧嘩になるのかにゃん?」 梓にゃん「喧嘩になるのは稀ですにゃん」 憂にゃん「別けてあげたのかにゃん?」 菫にゃん「たまには、ありますにゃん」 直にゃん「基本的には縄張りを犯したら逃げるか勝つかどちらかですにゃん」 野良猫「にゃー」 ふみにゃん「にっ、にゃ」ぶるぶる 野良猫「にゃー」がしっ ふみにゃん「にゃっ」ふるふる 野良猫「ふしゃー」 ふみにゃん「…」ぶるぶる 澪にゃん「ふみにゃんに何してるにゃん!」 野良猫②「ふしゃー」 純にゃん「それは、ふみにゃんの食べ物にゃん返すにゃん!」 野良猫③「…」ぷいっ 澪にゃん「喧嘩はしたくないにゃん!大人しく返すにゃん!」 野良猫「…」ぷいっ 梓にゃん「辞めるにゃん」 野良猫②「!」 梓にゃん「ふみにゃんに返したら許すにゃん」 野良猫③「にゃー」 野良猫「…」ぽいっ 梓にゃん「わかってくれてありがとうにゃん」 野良猫②「…」とぼとぼ 梓にゃん「ちょっと待つにゃん」 野良猫③「?」 梓にゃん「これを持って行くにゃん」 野良猫「にゃっ?」 澪にゃん「困った時はお互い様にゃん」 野良猫②「にゃー」ぺこっ 純にゃん「気を付けて帰るにゃん」 野良猫③「にゃー」ぺこっ 憂「何で、梓にゃんが来たら素直に返したのかにゃん?」 澪にゃん「梓にゃんは喧嘩が強いんだにゃん」 純にゃん「この辺りの野良猫で梓にゃんを知らない猫は居なかったにゃん」 律にゃん「猫は見かけによらないにゃん」 紬にゃん「何で、そんなに強くなれたのにゃん?」 梓にゃん「体が他の猫より小さかったからですにゃん」 唯にゃん「あずにゃん…」 梓にゃん「私みたいな小さい猫が生き残るには強くなるしかなかったんですにゃん…」 菫にゃん「梓にゃん先輩は凄いですにゃん」 直「本当にゃん」 梓にゃん「私だって争い事なんて嫌いなんだにゃん…」ぐすっ 梓にゃん「でも…でも…」 梓にゃん「軽蔑したかにゃん?」 唯にゃん「あずにゃん」ぎゅっ 梓にゃん「唯にゃん先輩…」 律にゃん「梓にゃんは生きる為に頑張ったにゃん、軽蔑なんてする訳がないにゃん」 唯にゃん「あずにゃんは私達に乱暴な事をした事ないにゃん」 梓にゃん「…」 唯にゃん「だから、あずにゃんはとっても良い子にゃん」 唯にゃん「ほらっ、いい子だから泣き止んでにゃん」ペロペロ 梓にゃん「子供扱いしないで下さいにゃん///」 憂にゃん「ふみにゃんはどうなったのですかにゃん?」 純にゃん「元気で可愛くて楽しかったにゃん」 澪にゃん「特に、梓にゃんになついてたにゃん」 梓にゃん「あんな所にボールがあるにゃん!」 梓にゃん「ふみにゃん、ふみにゃん」 ふみにゃん「にゃーん」 梓にゃん「それ~にゃん」コロコロ ふみにゃん「にゃっにゃっ!」コロコロ 梓にゃん「もう一回にゃん」コロコロ ふみにゃん「にゃーんにゃーん」コロコロ 梓にゃん「喜んでるにゃん、嬉しいにゃーん」 川 ふみにゃん「にゃーん…」 梓にゃん「うん?渡りたいのかにゃん?」 ふみにゃん「にゃーん」 梓にゃん「じゃあ、背中に乗るにゃん」 ふみにゃん「にゃーん…」 梓にゃん「私は大丈夫にゃん」 ふみにゃん「にゃーん」ぽふっ 梓にゃん「行くにゃん」 梓にゃん「ほっ!はっ」ぴょんぴょん 梓にゃん「どうにゃん?」 ふみにゃん「にゃんにゃん」すりすり 梓にゃん「ふみにゃん、照れるにゃん」にこっ ふみにゃん「ふにゃー」のびー 梓にゃん「ふみにゃん、起きたのかにゃん?」 ふみにゃん「にゃーん」 梓にゃん「ほらっ、寝起きのグルーミングにゃーん」ペロペロ ふみにゃん「にゃんにゃん」 梓にゃん「うん?どうしたのかにゃん?」 ふみにゃん「にゃーん」ペロペロ 梓にゃん「にゃっ!ふみにゃんがグルーミングしてくれたにゃーん」ごろごろ ふみにゃん「にゃーん」ペロペロ 梓にゃん「嬉しいにゃーん」ごろごろ 澪にゃん「梓にゃん、羨ましいにゃん」 純にゃん「本当にゃん」 ふみにゃん「にゃーん」ペロペロ 澪にゃん「私達にもしてくれるかにゃん?」 ふみにゃん「にゃーん」ペロペロ 純にゃん「嬉しいにゃーん」 2
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2496.html
お兄さんのびっくりハウス ******************************************注意*********************************************************************** ぬるいじめです。 ゆっくりが死んだりしません。 しーしー、うんうん、あにゃるが出ます。 下ネタがあります。 いつもながら会話が結構多いです。 お兄さんはHENTAIです。 ********************************************************************************************************************** とある森の奥深く、山の麓に一つの洋館がある。 ここには一人の青年が住んでいる。 この青年、人呼んで『びっくりお兄さん』。 もしくは『ぬるぬるお兄さん』と呼ばれていた。 ある日のこと、今日も快晴で気分がいい。 今日は良いことがありそうだ。 お兄さんはそんな風に感じていた。 その時お兄さんの部屋にあるスピーカーから警報が聞こえた。 侵入者である。 急いで監視室に向かう。 監視室には館内と周辺に設置された監視カメラ数十台からの映像が見れるモニタがある。 その中の一つ、いつも窓が半分開けられている部屋に侵入者反応があった。 れいむとまりさが一匹ずつ。 とてもいい笑顔のお兄さんはその部屋の音を拾うため集音マイクのボタンを押す。 「ザ…ザザッ…こはとってもゆっくりしてるのぜ!」 「れいむもここがきにいったよ!ゆゆ!まりさ!おやさいみつけたよ!」 二匹は生ゴミのクズ野菜に飛びつき食事時のテンプレ行動をしていた。 お兄さんの心は高鳴っていた。 久しぶりの獲物がどのような反応を見せてくれるのか、考えるだけで涎が出てくる。 しかしこれだけではまだ始まらない。 お兄さんが所望する光景はゆっくりが『とある行動』をした時に始まるのだ。 お兄さんはカメラに目を戻す。 ゆっくりたちは満腹になったのか寝転んでゆっくりしている。 饅頭が寝転ぶというのは表現としては違和感を感じたが目の前のそれは確かに寝転んでいた。 このまま眠ってしまうのか、眠ってしまったら何も始まらない。 お兄さんは少し焦ったがまりさは期待を裏切らなかった。 「ゆ!きめたのぜ!まりさはここにすむのぜ!」 「ゆゆ!?でもここはにんげんさんのおうちだよ?」 「ぶふっ!れいむはおもしろいことをいうのぜ! にんげんなんてぱちゅりーにうんうんがはえたのとかわらないのぜ? にんげんがきたらまりさがたおしてやるのぜ!!」 「ゆゆ~ん!まりさかっこいいよ!れいむはまりさのおよめさんでしあわせ~だよ!」 「それじゃあいうのぜ!『ここはまりさのゆっくりぷれいすなのぜ!』しんにゅうしゃはゆっくりさせないのぜ!」 「ゆー!ゆー!まりさー!かっこいいー!」 キタァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!! お兄さんの絶叫と共に目の前のランプが点灯する。 そしてまりさとれいむのいる部屋に異変が起きた。 開け放された窓は勢いよく閉まりガチャッと施錠音がする。 まりさとれいむたちは驚き窓を向くがもう遅い。 完全に閉じ込められてしまった。 そう、『ここは~のゆっくりぷれいす』が起動キーとなってこの部屋の仕掛けが自動で動くのである。 つまりゆっくりたちがおうち宣言をしない限り動かないのである。 何故こんなめんどうな仕掛けにしたかというと、 「だってキーワード言ったら自動で仕掛けが動くんだよ?おもしろいじゃん!?」 というのが理由だったりする。 そんな事とは関係なく次の仕掛けが動き出した。 天井からUFOキャッチャーのクレーンのようなものが降りてくる。 クレーンは近くにいたれいむの位置座標を調べると的確な位置へと移動し、れいむを捕獲する。 「ゆぇ!?やめてね!ゆっくりできないよ!」 「はなすのぜ!まりさのかわいいれいむがゆっくりできないのぜ!」 そんな言葉をお構いなしにれいむの体はゆっくり床を離れていく。 「ゆゆ!おそらをとんでるみた~い! ゆ~ん…ゆっくりできるよ~」 「いーのぜいーのぜ!れいむだけずるいのぜ!」 テンプレ行動、予想通りだ。 れいむは地上2メートルの高さにいた。 そのまま数分後、 「ゆー…そろそろあきたよ!そろそろゆっくりおろしていってね!」 「つぎはまりさなのぜ!ゆっくりしたらおこるのぜ!」 さらに数分後、 「ゆあ~ん!おろしてね!ゆっくりできないよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 「れいむがかわいそうなのぜ!ゆっくりしないでおろすのぜ!ぷくー!!」 あぁ…かわいいなぁ… 泣くれいむと怒るまりさを眺めながらお兄さんはうっとりしている。 ここで少し手を加えてみるかと考え、お兄さんの指は目の前の無数のボタンの内一つを押した。 するとまりさの頭上からあんぱんが一つ降ってきた。 当然賞味期限は数日切れているものだがまりさは構わずむしゃぶりつく。 それとほぼ同時にれいむにも異変が起こっていた。 まりさに起こった異変が天国だとすればこっちは地獄。 角度的にれいむしか見えないところでれみりゃ(ホログラム)が見えたのだ。 「ゆ…あ…ああ…れみ…れみ…」 れいむは恐怖のあまり声が出なくなっていた。 さらに恐怖を体外へ追い出すかのようにおもらしまでしている。 「うっめ!これめっちゃうっめ!!…ゆ? まりさはしょくじちゅうなのぜ!あめさんはゆっくりやむのぜ!」 空から水分が降ってきたからか、あんぱんに気を取られているからか、はたまたバカだからか。 れいむのしーしーを雨と勘違いしている。 お兄さんは足元からゆっくり抱き枕(まりさ)を取り出し抱きしめながらご満悦な表情をしていた。 二匹の表情の差と思いがけないまりさのリアクションがとても気に入ったようだ。 そうしている内に次の仕掛けが動き出した。 れいむの見ていたれみりゃ(ホログラム)の場所からいきなり大音量で声が響いたのだ。 「うっうぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!たぁぁぁぁぁべちゃぁぁぁぁぁぁぁうぞぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」 れいむは白目になり気絶、うんうんまで垂れ流しである。 まりさはうんうんが落ちてくる前、「うっう」の辺りで既に逃げ出していた。 しかし顔は冷や汗だらけで真剣そのもの。 脱兎の如く『でぐちだよ』と書かれた所へ駆け出していった。 れいむはそのまま天井に引き上げられて上の部屋で透明箱の中に入れられた。 しかしこのまりさは楽しませてくれる。 お兄さんは、 「コヒュー…速ぇ…ハァハァ…速すぎだろ…」 と笑いすぎて過呼吸気味になって悶えていた。 まりさはしばらく館を半べそで彷徨っていた。 「ゆっぐ…れいむぅ~どこなのじぇ~? ひっぐ…まりじゃをおいていかないでほしいのじぇ~?」 ハァハァ…まりさかわいいよまりさ… 恍惚の表情のお兄さんは助け舟を出した。 「…すけてぇぇぇ!まりさぁぁぁぁぁ!」 まりさが声のするほうを向くと小さい穴があった。 横幅はまりさ+数センチ程度、縦幅はまりさより少し低い程度だ。 しかしさっきの声は確かにれいむのもの。 まりさは穴をマジマジと見てから「おいおいちょっと待てよ」とばかりに嫌そうな顔をして穴から顔を背けた。 しかし頼られると調子に乗る上断れないまりさは渋々穴に入っていった。 穴の中は強制的にずーりずーりさせられた。 ぴょんぴょんする高さが無いためである。 「ずーりずーり…いそぎたいけどしかたないからあるくのぜ…」 一時間後まりさはまだ歩き続けていた。 まりさの進む道はルームランナーだったからだ。 駆動音のほとんどしない、それでいてゆっくり戻されることでまりさは気づかなかったのだ。 しかし次の瞬間まりさは気づいた。 ぽんぽんから催促が聞こえたからだ。 「ゆゆ!?ゆっくりしすぎなのぜ!!いくらなんでもながすぎるのぜ!?」 お兄さんはその言葉に満足してルームランナーを止めて席を立った。 数分後まりさは窓一つ無い真っ暗な部屋に出た。 「れ…れいむぅ~?まりさなのぜぇ~?」 恐る恐る探す。 まりさ達はは山に暮しているから完全な暗闇は知っている。 しかし夜は捕食種が活発なこともありヒカリゴケのあるおうちから出ることはまず無い。 また『夜=捕食種』なイメージからも暗闇の中にいること自体が怖いのだ。 「まりさに告げる!私はこの館の主人である!れいむは預かった!」 「ゆびゃ!?」 いきなり近くから声が聞こえまりさは少しおもらししてしまった。 実は暗闇に紛れてまりさの目の前にはお兄さんがいたのだ。 呼吸音等を漏らさない防音服を着込み、防音シューズを履き、暗視スコープを装着し、胸の前で腕を組んで仁王立ちして見下ろしている。 足元には防音仕様の透明箱に入れられたれいむもいた。 「ま…まりさはおこったのぜ!いたいいたいがいやならゆっくりしないでれいむをかえすのぜ!ぷくー!!」 まりさは人気を感じると強気に威嚇行動を取り始めた。 …どうやらこいつは本当に人間が弱いと思っているらしい。 仕方ない、ゲスは制裁だな(笑) 笑顔のお兄さんは音を立てずまりさの背後に忍び寄る。 そして膨らんでいるまりさの頬を押し込む。 「ぷひゅるるるるるるる~!なにするのぜ!!ぷっくくー!!」 空気が溢れ出す音まで口に出し更に怒るまりさを見てお兄さんはうずくまっていた。 笑いを堪えるのに必死だった。 「やっべかわいい…ハァハァ…まりさめっちゃかわいい…プグ!クックックックック…」 いくら防音服といえど爆笑したりして大声を出すと声が漏れてしまう。 テンションが上がってきたお兄さんは何度もそのやり取りを繰り返した。 「ぷひゅるるるるるるる~!むがぁぁぁぁぁぁ!やめるのぜぇぇぇぇぇぇ!ぶっくぅー!!!」 「ぶひゅるるるるるるるる~!じねぇぇぇぇぇ!!じいいはゆっぐりしないでじねぇぇぇぇぇ!!!ぶっぐうぅぅぅ!!」 頭?に餡子が上りすぎている今では絶対れいむのこと忘れてるよな。 満足したお兄さんはれいむを開放し、隠し扉を使ってこっそり退室した。 監視室に戻るなりボタンを押す。 モニタには明るくなったまりさ達のいる部屋が映っていた。 「まりさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!たずげでぐれでありがどぉぉぉぉぉ!!」 「ゆえ!?……まりさにかかればかんたんなのぜ!ハァ…」 感動の再開はもういいだろう。 お兄さんは次のボタンを押す。 するとまりさ達の目の前の壁一面に奥行きのある部屋と等身大の仁王立ちしたお兄さんが映し出された。 「やあまりさ、れいむとまた会えて良かったね。」 「ゆゆ!?さっきのこえなのぜ!まりさはゆるさないのぜ!」 「まりさ、かっこいいよぉ…」 強気なまりさ、さっきの彷徨っていたときのお前はどこに行ったよ。 というかれいむ、しーしーもらすな。 「許さない?ならどうするんだ?」 「ゆっふっふ…きまってるのぜ!じじいはまりさにぼっこぼっこにされるのぜ!!」 そう言うとまりさはお兄さん(の映像)に飛び掛った。 が、当然そこは映像が映っているだけのただの壁。 程なく激突し、転がっていた。 「ゆえ~ん!!いたいのじぇぇぇぇ~!!まりしゃなにもしてないのじぇ~!!」 「ゆゆぅ…れいむがぺーろぺーろしてあげるよ!ゆっくりなきやんでね!」 れいむにぺーろぺーろされながら泣き叫ぶまりさ。 しかしまりさよ、何もしてないとはよく言ったものだ。 無断進入に始まりゴミ漁り、おうち宣言、威嚇行為、突撃と数々の罪状はあるんだがな。 だが、かわいいから許す!! 泣くと幼児退行する辺りがもう………ふぅ。 「ハァーハッハッハ!!言い忘れたがお前達のいるところとここの間には見えない壁があるのだよ!」 「ゆっぐ…ひきょうなのじぇ~」 呼吸するように嘘をつく奴が卑怯とな!? モニタを悶えながら見ていたお兄さんは映像を進める。 映像の中にいきなり超巨大な胴付きふらんがお兄さんの背後に映し出された。 「ゆっぐりじねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 なんとお兄さんが超巨大ふらんに丸呑みされたのだ。 「なんかすっごいでっかいふらんだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 れいむの叫びが部屋中に響く。 まりさは……と、どこだ?………あ、いた。 例の如く超巨大ふらん出現と同時に逃げ出したまりさはさっきの自分のおもらしでスリップ。 入ってきた穴に頭から突撃して動けなくなっていた。 ふりんふりんしているあにゃるが何とも被虐心を誘う。 「うごけないのぜぇぇぇぇぇぇ!!(ふりんふりん) ぬけないのぜぇぇぇぇぇぇぇ!!(ふりんふりん)」 「ばかぁぁぁぁぁ!!!どぼじでさきににげるのぉぉぉぉぉぉぉ!!?? それになんでつまっでるのぉぉぉぉ!!??にげれないでしょぉぉぉぉぉぉ!!」 やべぇ…最高だ…最高すぎるぞ、まりさ…お前は正に逸材だ! モニタにはれいむの助けで何とか穴から抜けたまりさが映っていた。 れいむがまりさを横から押していたら抜けたようだ。 が、その途中にれいむはまりさのあにゃるビンタを数回食らったようで両頬が腫上がっていた。 「ゆゆぅ…あにゃるはもうたくさんだよ…」 「そんなことはどうでもいいからゆっくりしないでにげるよ!」 中々余裕があるなこのれいむ。 こちらも中々の逸材かもしれないな。 まりさは…いいぞもっとやれ。 「ずーりずーり!ゆっくりしないでにげるのぜ!!」 「ゆっくりしないでねまりさ!!うしろからふらんのこえさんがちかづいてくるよ!」 さてポチポチッとな。 ガコンガコンと音が鳴ると通路が向きを変え、出口を外に向ける。 さらにルームランナーが動き出した。 「ゆゆ!れいむ!おそとのひかりさんがみえるのぜ!」 「まりさ!がんばろうね!」 しかしルームランナーが動いている上先ほどから動きっぱなしのまりさである。 しばらくすると力尽きその場に倒れてしまった。 「もう…だめなのぜ…」 まりさは流されれいむの方へと向かう。 「ゆ?きれいなおはなさんだy…ゆぷ!」 「ゆほぉ!」 れいむが気づいたとき目の前に自分達の肌と同じ色をした大輪の花が迫ってくるのが見えた。 まりさのあにゃるだ。 れいむは感触からすぐに気づいた。 何しろさっき嫌というほど感じたものと同じ感触だったから。 まりさはなぜか恍惚な表情をしている。 「ゆぷっ!?……あにゃるはもうたくさんだっていったでしょぉぉぉおおぉ!!! さっさとすすめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!このあにゃるまりさぁぁぁぁ!!」 「ゆ…ゆっくり…すすむのぜぇ…」 ルームランナーを止めてやると無事?外へ出た。 安心したのかゆっくり喜んでいるれいむとは対照的にまりさは息荒くピクピクしていた。 「これでもうあんしんだね!ここはゆっくりできないからゆっくりおうちにかえるよ! ……まりさ?ゆっくりしすぎだよ!!そろそろかえらないとゆっくりできなくなるよ!?」 「はぁはぁ…まつのぜ…まだちょっとむり…まじむり…」 最後の仕掛けだ。 ゆっくりおうちに帰って行ってね!!! ポチ! 「「「「「うっうぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!たぁぁぁぁぁべちゃぁぁぁぁぁぁぁうぞぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」」」」」 「「「「「ゆっぐりじねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!ヒャァァァァァッハッハッハァァァァァァァ!!!!!」」」」」 周囲にある大量のスピーカーから一斉に捕食種ボイスが大音量で流れる。 「ゆっぐりでぎないよぉぉぉぉぉぉぉ!!!おうぢがえるぅぅぅぅぅ!!!」 れいむは叫びながら走り去る。 まりさは…やっぱりもういない。 映像を巻き戻して見てみると音が鳴る瞬間にはもうぴょんぴょんの体勢をとっていた。 あいつは長生きするぞ… さて、今日は本当にいい一日になった。 映像を編集する作業に入るか。 まりさのベストシーンをまとめないとな。 こうしてぬるいじめが大好きなびっくりお兄さんは編集作業に移った。 いつの日か今日のまりさを越える逸材が訪れびっくりしてくれるのを期待しながら……… ************************あとがき************************************************************************* 今回も最後まで読んでいただき本当にありがとうございました! 今回は休憩ついでにぬるいじめを書いてみました。 補足説明ですがこのお兄さんは大量の音声ファイルと映像ファイルを持っています。 そしてお金持ちなので毎日を家の改造とゆっくり鑑賞して過ごしています。 一応おうち宣言するまで行動しないことで制裁だと思っています。 次は何を書くかは決まっていませんがその内何か書きたいです。 最後にもう一度、読んでいただき本当にありがとうございました。 著者 ライトM制裁派お兄さん ************************過去作品************************************************************************* 過剰愛でお兄さんの悲劇 元祖ゆっくりとの遭遇 リーダーまりさの成長 れみりゃの子育て このSSに感想をつける
https://w.atwiki.jp/maeno-takehiro/pages/270.html
ほうれん草などの青菜は、根元をバラバラにしない程度に根を切り落とします。 太い株の時は、根元に十字の切り目を入れると洗いやすくなります。 まず、流水で泥やチリを洗い流した後、水をたっぷり入れたボールの中で根元も葉もよくふり洗いし、水を代えて二度ほど繰り返したら、ざるにあげて水気をきります。 ◆切る 野菜を切る目的は、 (1)食べやすくする (2)煮えやすくする (3)味がつきやすくする (4)見た目を美しくする 要は、おいしく食べるための下処理ですから、硬い物は小さく柔らかい物は大きく切ると、一緒に煮てもムラなく同じ柔らかさに煮えます。 よく、ひと口大という切り方の表現をします。 これは、噛み切らないで一口で食べられる大きさという意味で、ひと切れ当り15~20グラム程度です。 また2つ割りとか4つ割りという切り方は、じゃがいもやトマトなどの丸い形のものをたてに半分に切ると2つ割り、それを半分に切ると4つ割りとなります。 前野岳洋